映画『ヘンリク』
コイナの叩 | 2009年12月12日 劇場公開 | 117分
『ヘンリク』は、石井久美が監督を務めたドキュメンタリー映画です。2009年12月12日に劇場公開され、イメージフォーラムを拠点に上映が行われました。小規模ながらも映画ファンの間で静かな話題となり、独立系映画の可能性を示す作品として評価されています。
コイナと呼ばれる地域の暮らしと記憶を、カメラは静かに追いかけます。派手な演出を一切排し、被写体との信頼関係の中から生まれる自然な表情や言葉を丹念に拾い上げた作品です。荒木経惟による撮影は、日常の中に潜む美しさと哀しみを鮮やかに切り取っています。ドキュメンタリーでありながら、詩的な映像表現が随所に見られるのも本作の特徴です。
ポスターのイラストレーションとデザインは福井一志が担当しました。カラーとモノクロを組み合わせたスタンダードサイズ(117分)の作品で、ワイズ出版が配給、ASピクチャーズが配給協力として参加しています。
石井久美にとって、コイナとの出会いは母方の一族が暮らした土地への30年ぶりの帰還でした。そこから10年越しのプロジェクトとして完成した本作は、個人の記憶が歴史とどのように交差するかという問いに、映像で答えようとする試みです。
スタッフ
| 監督 | 石井久美 |
| 撮影 | 荒木経惟 |
| ポスター | 福井一志(イラスト・デザイン) |
| 配給 | ワイズ出版 |
| 配給協力 | ASピクチャーズ |
| 上映時間 | 117分(カラー/モノクロ・スタンダード) |
| 公開日 | 2009年12月12日 |